
左より村田晃嗣氏 中央 松尾久枝氏 右 大森健司
我が母校の偉大な師、村田晃嗣先生が理事長を務められる 京都国際文化協会に本年度より入会させていただきました。
京都は今、国際都市を目指して、元京都副市長藤田様率いるレジリエントシティー構想を推進しております。
京都から世界へー
文化継承とは次の世代に引き継ぐことであり、
わたくしたちの世代が先人の教えを請いつつ、発信して行くことが、文化を守る者の使命と思う所存です。
京都市もまずは、国内の観光客を大切にするという原点回帰の時に来ている気がします。
他府県の方々が京都に寄せるイメージは一言で「はんなり」といった、柔らかいおもてなしの心です。
「はんなり」とは何か。
学ぶにはこの方を差し置いて他ににいらっしゃいません。
お茶屋「多麻」の松尾久枝お母さん です。
初めてお母さんにお逢いしたのは、数々のヒットドラマを世に送り出した日本脚本家連盟理事長・鎌田敏夫先生と映画『ピンポン』の大ブレイクを控えた中村獅童氏を囲んだ時です。
僕がまだ弱冠20歳で角川春樹事務所に入社する前のことです。
京都の古き良き文化を半世紀以上に渡り見つめて来られた祇園の重鎮、「多麻」のお母さんである松尾久枝様と村田晃嗣先生に改めて京都人の粋を学ばせていただき、貴重な時間を賜わったことに心より感謝します。