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2020年8月句会報

句会報告一部を紹介します。

兼題 : 空蝉、朝曇り、さるすべり

火ノ鳥の羽を差しだす晩夏かな
大森健司
コースター湿り出したる朝曇り
菅城昌三
八月や目印のなき曲がり角
西川輝美
パリー祭女の描く放物線
速水房男
朝曇りのび一つしてパン焼けり
上田苑江
空蝉や昨日わすれし靴の音
武田誠
空蝉や道はふたつに分かれたる
松浦美菜子
無人駅秋の風鈴鳴りやまず
山本孝史
灰皿に知らぬ煙草や朝ぐもり
池上加奈子
さるすべり女に二言あるまじく
白川智子
蜘蛛の囲やをとこひとりがかかりをり
前川千枝
呼び止めてひとちがひなり百日紅
臼田はるか
さるすべり定型文のメール来る
中谷かける
朝ぐもりおこぼの響き包み込む
村田晃嗣
香水は〈黒猫ールシャノワール〉や金の夜
三谷しのぶ
もがきつつ殻ぬぐ蝉のうすみどり
やまだふゆめ
空蝉やそこはかとなく昼に拠り
柴田春雷

十七文字に詰め込みすぎると焦点がぼやけてくる。
それを如何に客観視して相手に知らせるか、否か。
詠み手に如何に想像させるか、写生をすることで気持ちを昇華させるのである。

「森」俳句会は近日、会員数も増え、さらに充実した句会となっている。

今年「森」東京支部を開設する予定である。

俳句は言葉足らずでも、饒舌すぎてもいけない。
これは各企業のセミナーでも話していることであるが、相手の心に突き刺さる言葉がひとつあればいいのである。
それは決して多く饒舌ではいけない。
あとはそのひとつの言葉を引き立てるある意味、陰や褻(ケ)の言葉で良いのである。
それは詩歌のすべて。
又、俳句の世界でも同じである。

追記
現在は企業のセミナーやコンサルティングもいくつか行なっております。
言葉の力というものは不可欠であり、非常に重要です。
いかにして短い言葉でインパクトを残すことが出来るか、ということです。尚、川柳や短歌にはない「季語」を勉強することによって言葉の
引出しは確実に堅実に増えます。感受性も高めます。
また「森」句会とともに進めてまいります。

詳しくはまたホームページをご覧のうえ、お問い合わせください。
「森俳句会」ホームページ
http://morihaikunokai.jp
尚、ご質問につきましては、
「森俳句会」
morihaikunokai@gmail.com
までお気軽にご連絡ください。
大森健司
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kenjiomori

Author:kenjiomori
俳句結社「森」主宰、大森健司のブログ★受賞多数。
お気軽に覗いて下さい。
お問い合わせは「森」ホームページ にて。

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