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堤清二氏を悼む

先日、11月25日堤清二氏が逝去された。
堤清二氏は戦後の日本経済を牽引された方で財団法人セゾン文化財団理事長、元セゾングループ会長。
西武関連はもとより無印良品、PARCO、LOFTを創設されたのも清二氏である。
資本主義に対する批判を失わない姿勢で日本経済に大きく貢献された。
そして経営者であるとともに、清二氏は、『辻井喬』という詩人・小説家である文化人というのふたつの顔をもっていた。
三島由紀夫と大変深い交流があり、三島由紀夫の「楯の会」にも貢献され、辻井喬氏の処女小説「彷徨の季節の中で」「虹の岬」そして、集大成ともいえる「父の肖像」には素晴らしい才能を感じた。
僕は経営者・堤清二氏としてよりも、文化人・辻井喬としての貌しか知らないといってよい。
辺見じゅん氏が創刊された『弦』では「穏やかな夢」という大変、詩才溢れる作品を発表されている。

僕が始めて受賞させて頂いた、俳句現代賞、そして第一回日本一行詩大賞の選考委員をされており、共に受賞を出来たのは辻井喬氏のおかげである。
そして僕は東京へ上京した。

本当に穏やかな方であった。
いつまでも少年のような方であった。
そして父との確執を根っこに生きてきた方であった。
目つむれば、あの笑顔を今も思い出す。

大森健司
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