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永六輔氏と三橋敏雄氏と

もう十数年前になるだろうか。
永六輔氏と初めて会ったのは、永六輔氏の事務所の渋谷のマンションの一室であった。
そのときの言葉は今でも鮮明に記憶している。
「現在の俳句の世界は小さい。まるで村社会だ、俳壇なんて無視して自分の道を進みなさい」
そのあと、ラジオ番組の収録連れていって頂き、今はなき赤坂プリンスホテルでコーヒーを飲んで帰った。
思えば、当時俳句の重鎮であった三橋敏雄氏も全く同じことを言われていた。
三橋敏夫氏は小田原に住んでおられて毎月小田原まで遊びに伺っていた。
戦争や無季俳句、自身の俳句の歴史について様々な俳句の話をさせて頂いた。共に骨太な方達であった。
SNSで繋がりのある池田澄子氏はその系譜を継がれている。
今の俳壇、俳句雑誌には余り関心がない。
廃刊となった過去の角川「俳句研究」での山本健吉、森澄雄、飯田龍太、中上健次、角川春樹氏等そうそうたる感性と知識、知恵の斬り合いなどはもはや全く存在しない。
外からのスパイラルがない限り革新は不可能と思われる。
俳句をより本来の姿で後世に残す為にも、
良い作品を創りつづけること
外からのスパイラルで世界観を変えること
このふたつは避けては通れない。

大森健司
2016040715411157f.jpg
写真は2016年4月、京都市左京区 京都大学にて撮影
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Author:kenjiomori
俳句結社「森」主宰、大森健司のブログ★受賞多数。
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